ソニー SONY ホームシアター (サウンドバー) HT-ST5000M [ハイレゾ対応 /7.1.2ch /Bluetooth対応 /DolbyAtmos対応][テレビ スピーカー HTST5000M]

   

最高の画に相応しい最高のサウンドバー■「DolbyAtmos」「DTS:X」対応による新しい臨場感内蔵イネーブルドスピーカーでオーバーヘッドサウンドを再現■最上位モデルならではのサウンドへのこだわりエネルギッシュな音の密度と豊かな広がり感を実現■4KHDRパススルー対応でディスクに収録された真のサウンドを再現ソニーの最上位サウンドバー「HT-ST5000」は、高性能のサラウンドアンプやもっと高価格な完結型パッケージと対等に並び立つ存在、現代のホームシアターを代表する最先端だ。

音質は、高級なサラウンドアンプとスピーカーシステムの組み合わせに肉薄する音質というわけではない。

リアルな7.1chシステムとは違う音の佇まいがそこにはあった。

テレビと一体となって聴き手に力強く訴え、さざ波のように広がる音場。

一言でいうと息遣いのある音なのだ。

機能面でのトピックは、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応していることだ。

ドルビービジョンのパススルー対応で、UHD BDとの相性も抜群。

バーチャル再生ではない、ドルビーアトモスイネーブルドスピーカー2基を含む、7.1.2ch構成の全9ユニットの実音源で構成された、三次元音場のイマーシブサウンドを楽しめる(ワイヤレスサブウーファーは別筐体)。

全幅は118cmで、大型テレビとの組み合わせを主に想定。

同社のテレビ“BRAVIA”Z9Dシリーズの前に置いた時にテレビスタンドが底面に収まるよう凹みが作られているなど、設置性についてもきめ細かく考えられている。

UHD BDのドルビーアトモス作品『ブレードランナー ファイナル・カット』を再生する。

真っ先に強烈に印象づけられるのが、「面」で押してくる力強い音圧感だ。

複数ドライバーを同時駆動しているわけだが、口径65mmでこのエネルギッシュな音圧というのは信じられない。

もしプレゼンで大型のダミースピーカーを設置し本機を隠したら、参加者はまんまと騙されることだろう。

次に感心したのが、オブジェクトの移動表現の鮮明さ。

空中パトカーの前後移動は動線が太く、軌跡にもにじみがなく、画面奥から現れて筆者の頭上を過ぎ去っていく。

アトモスらしく音場も広々と高い。

人間に制御出来ない自然天候を象徴する酸性雨が、視聴室の高みから降り注ぎ、雷鳴がテレビの奥から轟く。

ブリス登場シーンや、セバスチャンのアパートのシーンのシンセベースの重低音の不安な効果が従来味わえなかったほど高まる。

パッシブラジエーターの拡張効果は絶大だ。

とはいっても、決して力任せではない。

本作の音響の「方向感覚を喪失した浮遊感覚」が表現できてこそ本物のサラウンドだが、聴き手を包み込んで大きく深く漂うような、行き止まり感のない音場がここにはある。

文:大橋伸太郎※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。

機能項目入出力端子入力:HDMI入力×3、デジタル入力(TV)、アナログ入力、出力:HDMI出力(TV(eARC/ARC))Wi-FiWi-Fi対応ハイレゾハイレゾ対応本体サイズ(H×W×D)80×1180×142その他サイズ 1(H×W×D)【サブウーファー】403×248×426mm消費電力【バースピーカー】動作時:約90W、待機時:約0.5W以下【サブウーファー】動作時:約30W、待機時:約0.5W以下付属品グリル、リモコン、単4形乾電池×2、HDMIケーブル(プレミアムハイスピードHDMIケーブル(イーサネット対応))、壁掛けテンプレート実用最大出力実用最大出力合計値(非同時駆動、JEITA):800W、フロント:50W+50W、フロントトゥイーター:50W+50W、センター:50W×5 (サラウンド共用)、センタートゥイーター:50W、イネーブルドスピーカー:50W+50W、サブウーファー: 200WBluetoothBluetooth対応仕様■サイズ:バースピーカー:約1180×80×145サブウーファー:約248×403×426■重量:バースピーカー:約8.8サブウーファー:約14.5■付属品:ワイヤレスリモコン(RMT-AH310J)、HDMIケーブル(4K60p18Gbps対応1.5m)、付属品フロントグリル、単4形乾電池×2、壁掛けテンプレート

  • 商品価格:147,109円
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